2016年 遊んだVRゲームのまとめ
こすれるくらいに「VR元年」と言われた2016年。Oculus Rift CV1とOculus Touchを買った小生が遊んだVRゲーム(一部ゲームでないものもあり)の寸評付き一覧です。
Oculus Home
EVE: Valkyrie
おすすめ度:★★☆☆☆
ゲロ度:★★★★☆
スペースコンバット。初期バージョンでは、ドッグファイトでずーっと急旋回のマニューバを強いられるため、つまらない&酔う! 度重なるアップデートで最近はだいぶマシになった模様。Oculus Riftロンチ合わせでアーリーアクセスっぽいクオリティでリリースされちゃった感あり。
Lucky's Tale
おすすめ度:★★☆☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
2.5Dプラットフォーマー。あえてVRでやる?と思いつつ、ジオラマを眺めながら操作しているような不思議な感覚を味わえる。
Farlands
おすすめ度:★☆☆☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
惑星の生態系探査。ワープ移動のみ。ただしゲームとして極めて地味。等身大のクリーチャーと視線が合う、という体験のみ。
Smashing the Battle
おすすめ度:★☆☆☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
2.5Dアリーナバトル。マップ狭し難易度高しの無双系。パイオツカイデーのチャンネーが出てきますが、俯瞰視点で意味ねぇ。ロンチタイトルかさ増し要員として、とりあえずVRにも対応してみました~みたいな。メニュー周り含め最適化はがんばってる。
The Climb
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★★☆☆☆
Oculus Touchロンチ遅延の最大被害者っぽい。箱壱コンで遊んでいたときはイマイチだったのに、相性抜群のTouchで豹変。体を大きく動かしつつ、クライミングの緊張感もあり、普通に汗をかく!
Into the Dead
おすすめ度:★★☆☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
スマホからの移植もの。暗闇をひたすら高速で直進しつつ、途中武器を拾いながら道を塞ぐゾンビを殺すだけ。あっさりシンプルすぎる。高速でソンビを撃って避ける絵面は悪夢っぽさがありつつも、驚かし系ホラーでもないので、耐性のない自分でも遊べた。
Minecraft Windows 10 Edition
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★★★★☆
カメラ移動をわざとカクつかせたりと、酔い対策がされていますが、ゲームの特性的に狭いところでオブジェクトを見上げることも多く、なかなかゲロいです。Touchで体感的な操作ができるようになり、だいぶ遊びやすくなる。自分の造ったレルムを歩き回りたいというMinecrafterならばアリか。
VR Sports Challenge
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
ここからTouch専用タイトル。アメフトのクォーターバックの判断力ってスゲーなぁ、と感心できます。自分の視野の狭さとテンパり力にビビる!
The Unspoken
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
オンライン1on1魔法アリーナバトル。覚えることが多すぎ、操作も忙しく、それなりに敷居は高い。ハンマーをカンコン叩いてジャベリンを召喚してぶん投げるくだりが楽しい。
Bullet Train
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★☆☆☆☆
Epic Gamesの開発力がわかるデモ。バレットタイムで敵の撃った弾を摘んで投げ返す! このクオリティで作られるであろうRobo Recallへの期待が高まる。
Toybox
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
お友だちと物理エンジンで遊べるコミュニケーションツール的存在。あれこれあるオブジェクトをぶん投げたり、破壊したり。ジッポー風のライターをチャキーンと振って火を付けて、花火を点火するくだりが楽しい。
Dead and Buried
おすすめ度:★★☆☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
ガンマンシューター。Co-opのHordeモードが楽しい。
Oculus Medium
おすすめ度:★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
3Dモデリングツール。立体造形なので、オブジェクトを切ったり歪ませたりができる。
Quill
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
3Dペイントツール。アクションが少ないぶん、Mediumよりこちらのほうが操作が体感的。早く習得できると思う。
SUPERHOT VR
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★☆☆☆☆
最高! 1本だけVRコンテンツを万人にプレゼンするとしたらコレ2016アワード。自分が動かなければ敵も動かないという状況で、ナイフやピストルを使って窮地を脱出。フィジカルパズルゲームの趣。手に持った手裏剣でピストルの弾を弾いてから、それを投げて敵を倒す。その敵の手からこぼれたピストルを空中でキャッチし、近づいてきた敵をグリップで殴って、さらに遠くにいる敵を撃ち殺す!という一連の動作が、慣れるとスムーズに行える。惜しむらくはリプレイ鑑賞ができないこととボリューム不足くらいか。
Ripcoil
おすすめ度:★★☆☆☆
ゲロ度:★★★★☆
オンライン1on1アリーナ等身大エアホッケー。重心移動で高速に並行移動するので酔う! なかなかハード。
Steam
Project CARS
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
ホイールコントローラ必須。UI含めて早期からOculus Riftに最適化したレースゲーム。リアルな空気感が解像度が厳し目なVR環境で没入感を作り出すのに貢献している。ただし、フォースフィードバック含めた挙動面はあまりよろしくなく、走ってて楽しいなぁ、という感じにならないのが残念。
DiRT Rally
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★★★☆☆
ホイールコントローラ必須。立体的なオブジェクトがコース脇にもりもり出てくるラリーはVRとの相性が抜群。デフォルト設定では、酔い対策のためにピッチングの動きを無視したカメラ動作になっているため、そこまで醉いは激しくない。ただし、モナコやギリシアのワインディングなど、高低差がありつつ、背景がワイドに動く状況が続くとちょっと気持ち悪くなることも。
Assetto Corsa (Alpha Support)
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★☆☆☆☆
ホイールコントローラ必須。VR対応のレースゲーム(シム)の中では、フォースフィードバックが一番精緻。フォースフィードバックが体験の質に与える影響がよーくわかります。下半期最も遊んだゲームかも。まだアルファ版ということで、UIはVR対応していないため、メニュー→走行の行き来がちょっと面倒。
Euro Truck Simulator 2 (Alpha Support)
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
ホイールコントローラ必須。こちらもアルファ版。ドライブシムであるため、オブジェクトが多く、描画距離も長いため、なかなかGPUパワーが必要。バックしようと後ろを向こうとしたときのガメラの動きが気持ち悪い。UI関連がVR最適化していないため、ステアリングコントローラボタンへの各種アクションのアサインなど、プレイには工夫がいる。
American Truck Simulator (Alpha Support)
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
ETS2同様。
House of the Dying Sun
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
EVE: Valkyrieがグズグズだった時期に出たマトモなスペースコンバットシム。味方に指示出しをするRTS的要素もあり。
Keep Talking and Nobody Explodes
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
爆弾処理係と解除マニュアルを読んで指示する係に分かれてプレイする協力ゲーム。ノートPCがあれば遊べちゃうけど、情報が物理的に遮断される感じが強く出ます。
Apollo 11 VR
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
初夏くらいまではコンテンツ不足で、こんなものも買いましたねーというかんじ。史料としてのVRの可能性を感じる。
Gunjack
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
EVEシリーズのスピンオフ的な、固定砲台シューター。ヘッドトラッキングで照準できるので快適。
Subnautica
おすすめ度:★☆☆☆☆
ゲロ度:★★★★★
懐中探索アドベンチャー。自称三半規管ストロンガーの自分でもこれはダメ。FPS操作✕スキューバ固有の下を見下ろし潜る移動のケミストリーはヤバい。
Pinball FX2 VR
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
たかがピンボール台がVRになるだけで、と思いそうですが、思いの外良いです。権利問題が難しそうだけど、歴史的価値のある台をVRで並べて遊べるミュージアム的なコンテンツが望まれる。エレメカのやつなんかあったらおじさん嬉ションしちゃう。
Elite Dangerous
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
宇宙探索ものとしては非常に壮大。ただ、できること(≒覚えなければいけないこと)が非常に多く、ちゃちゃっとアーケードライクに遊ぶVRゲームとしては食い合わせがちょっと悪いか。ハマる人はハマると思う。
The Lab
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★☆☆☆☆
ここからハンドコントローラ必須タイトル。ValveによるViveのデモ的コンテンツ。一流のディベロッパーが予算を掛けてVR専用ゲームを作った場合の可能性が垣間見れる。シューティングとアーチェリーだけでも試す価値あり。
Trials on Tatooine
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
タトゥイーンに不時着したミレニアムファルコンの修理をお手伝いしつつ、ストームトルーパーをライトセイバーで追い払う5分程度のデモ。このクオリティでフルプライスのゲームができたら! とりあえず、利き腕の左手でライトセイバーを振らせろ!
Tabletop Simulator (Alpha Support)
おすすめ度:★☆☆☆☆
ゲロ度:★★☆☆☆
ハンドルコントローラで体感的に操作ができず、ストレスがハンパない。これからだ!
Bullet Sorrow VR
おすすめ度:★★★☆☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
タイムクライシスシリーズ的なオーソドックスなカバーシューター。遮蔽物のあるスポットを目掛けてワープ移動するので、プレイスペースが狭めでも遊べるはず。
Google Earth VR
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★★★☆☆
よく知る街のビルが写真からの自動生成モデリングでおおよそ福島第一原発3号機のように仕上がっており、すこしふしぎ! 大都市以外の精度が上がってくれたら最高なのに。
SportsBar VR
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
オンラインで他プレイヤーと一緒にビリヤードやあれこれをプレイ。物理演算も違和感なく、エアホッケーなんかは本物に近い感覚で遊べる。酒瓶をバーテンに投げて遊ぶことも可能!
Raw Data
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★★☆☆☆
オンラインCo-opも可能な、ルームスケーリングで遊ぶWave制のディフェンスFPS。ワープ移動だけど、忙しく、運動量も激しい! 刀がかっこよくて強い一方、ポンピングアクションが面倒くさいショットガンは弱すぎ問題。
SoundStage
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
Propellerhead Reasonみたいに、サンプラーやシンセを繋げて音を出して遊べるツール。3D空間に自由にデバイスを配置してパッチングできるので、この辺の基礎知識がある人ならば、持っていても損はない。問題は、デバイスを盛ったときのレイテンシー。
Counter Fight
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度:★☆☆☆☆
ラーメン屋ワンオペのタイムマネジメントゲーム。非常にアホらしいのに、麺の湯切りをして丼に盛るといったアクションがごく自然にできる。客に餃子を投げつけるなどのバイオレンス行為がシステム的に許容されているのも最高。
Ice Lakes
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★☆☆☆☆
ちゃんと釣りができる。Helinoxとかではない、安い折りたたみ椅子が必ず欲しくなる。Oculus Touch固有の問題か、UIで決定ボタンが非常に効きにくい問題が難点。
Space Pirate Trainer
おすすめ度:★★★★★
ゲロ度:★☆☆☆☆
アーケードライクなWave制のディフェンスシューティングゲーム。とにかく手触りが気持ち良い。サクッと終わるゲームはVRと相性が良い。
etc
Live for Speed
おすすめ度:★★★★☆
ゲロ度: ★★☆☆☆
レースシム。若干文字が細かくて読みにくいものの、UIもVR最適化されており、動作も軽く、FFBを含めた挙動も違和感なし。いかんせん絵的にちょっと古臭すぎる点が没入感を削いでいる。