ここ1年くらいの英語学習とりまとめ (3) サブスクリプションサービス/iOSアプリ編

前回の記事はこちら。
peeyots.hatenadiary.jp

今回は英語学習に利用したサブスクリプションサービス、および、iOSアプリを紹介します。

なお、各アイテムの評価は10点満点、私の敬愛するBoardgame Memo基準の採点となっておりますのでご了承ください。

サブスクリプションサービス

Grammarly

Grammarly Keyboard

Grammarly Keyboard

  • Grammarly, Inc
  • 仕事効率化
  • 無料
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マザーコンピューターがあなたの英作文を評価してくれます。
公式サイト:Grammarly: Free Writing Assistant
価格:$139.95/year
評価:6点

添削機能付き英語エディタ。Webアプリの他、Windows/Macのクライアントあり。iOSの場合はキーボードとして機能。

単純なtypoはもちろん、受動態は控えろ!同じ単語を何度も使うな!と小姑のように叱ってくれます。ギョームで日常的に英作文をする方や、週に何度かある英会話のレッスンで事前に作文して、何を話すか予習するような方にはおすすめします。サブスクリプションフィーがなかなか高いので、それなりの頻度で英作文をする人にしか勧められない、というのが正直なところです。

最近はリッチテキストエディタの機能が追加され、個人的には非常に助かっております。

ELSA Speak

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アセスメントテストの結果画面。判定は甘めと思われます!
価格:$40.98/year
評価:5

発音練習アプリ。お手本の文を読み上げると、正確性を判断してくれます。LとRの混在している文章の読み上げなんかは実際にやってみると、思いの外難しい!

以前はAPIのパフォーマンスが悪かったのか、音声判定にやたら時間が掛かることもあったのですが、最近は問題なさそうです。たぶん。教材が面白くなく、継続のモチベーションが上がりにくいというのが気になる点。以前は生涯プランが合ったのですが、さすがにビジネスモデル的に無理があるのか今は廃止されています。

Quizlet

公式サイト:Learning tools & flashcards, for free | Quizlet
価格:1,280円/year (Quizlet Go)
評価:7点

単語帳アプリ。もとい、あなたたち、意識の高い英語学習者は文章を暗記するために使っているかと思いますが…… 選択ポイントは主に4つあるかと思っています。

  1. マトモなUI
  2. 教材のインポートの容易さ
  3. 読み上げ対応
  4. 忘却曲線の配慮

Quizletの場合は1~3までをクリアしています。特に2と3が大きくて、教材はWebサイトにログインして、CSVをコピペして言語指定するだけで単語帳ができます。

なお、注意点としては、デフォルトの共有設定がPublicになっているため、ここだけでの話、ワレズ教材の温床にもなっております。さらによく探してみると、セールススクリプトの単語帳とかも出てきます。完全に偏見ですが、こんな単語帳作ってるやつは仕事できなさそう!

ちなみに今はこれでDUO 3.0をやっています。

買い切り型iOSアプリ

Audipo

価格:600円
評価:7点

自分でキューポイントをポチポチ入れて、部分的にループ再生ができるオーディオプレイヤー。

難易度の高いリスニング教材はこれでセンテンスごとに区切って、聞き取れないところは気が狂う寸前までリピート再生すると良いかと思います。(私もNoobな頃には『プラダを着た悪魔』なんかで再生速度を0.75倍にして速いセンテンスを繰り返し聴いておりました。)

尺が6分くらいを超えると精緻なキューイングは難しくなってきますが、おおよそのリスニング教材の尺は(DVDのチャプターであったとしても)5分程度に収まっているので、それほど困ることはありません。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニン

価格:1,200円 (追加教材 840円のアプリ内課金あり)
評価:7点

出ました、定番教材です。こちらは本ではなくてアプリを買うことを強く推奨します。

一番のメリットは、歩きスマホとの親和性の高さです。ブラインドで送り/戻しボタンをポチポチ押して、一切目を使わずに学習することが可能です。子持ちサラリーマンが歩きスマホをせずに1日3時間の学習をコンスタントに達成するには相当の根性と体力が必要です。みなさんは歩きスマホをすべきなのです。

そしてもうひとつのメリットは、シャッフル出題ができること。フィジカル教材に添付されるCDはページごとにトラック分けがされているので、自分でオーディオファイルを切り刻まない限り、シャッフル出題を行うことがムリです。

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この他紹介してないサービスとして、学習時間のトラッキングには、学習総合サイト Studyplus(スタディプラス)を、オンライン辞書としては英和辞典・和英辞典 - Weblio辞書を使っています。Weblioは無料でも全然使えるのですが、商売下手そうでなんか心配!ということで、毎月300円を支払っています。有料プランの登録メリットは、単語帳に単語を登録しまくれる、くらいでしょうか……

さて、次回はラスト。記事を書くのに飽きてなかったらガジェット編という括りで紹介したいと思います。