ここ1年くらいの英語学習とりまとめ (1) 序章

私の約1年の英語学習の軌跡を4回に分けて、なるべくモノベースで(なぜならばアフィリエイトブログだから!)紹介していきたいと思います。

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前回までのあらすじ

2018年春。悪ふざけで英語ができないくせに外資系企業に入って半年くらいが経ち、いよいよヤバいな……と思い英語学習をはじめました。

何をもってして、「英語ができる」というべきか、その基準は人それぞれかもしれませんが、私の場合は、英語が使われるミーティングで普通に内容を理解し、自分からも積極的に発言する、という状態であり、それがゴールでもあります。

ちなみに英語学習前の私の英語力ですが、何も準備せずに初めてTOEICを受けに行って625点(L:310 R:315)でした。学習経験としては、学校で人並みにやっただけで、英会話の経験もほぼゼロ。(あまり言いたくはないのですが、英文学科卒です!) 趣味のボードゲームで時々英文のルールブックを読む程度です。

なお、私個人の見解として、英会話力を測る値としてTOEICのスコアはあまり気にしておりません。TOEIC800点以上で自分より全然しゃべれない人を見てきています! しかし、実際によく喋れる人は特に対策のお勉強もせずに良い点を取っているようですし、点が低いのも格好悪いので、一旦それなりの点を取ってやろうではないか(次の転職にも効きそうだし)というのが目下の目標でもあります。

この1年、どんなお勉強をしていたのか?

1年間で1,000時間お勉強するやつ

TORAIZというコーチング英会話に1年間加入しておりました。1年間で1,000時間勉強すれば、きっと良いことが起こるよ!と謳ってるサービスで、それを達成するために、コンサルタントがサポートしますよ、というサービスです。

ルーティンとしては、リスニングとスピーキングの市販教材を使った毎日の学習とSkype個人レッスンが週2回(1回25分)とオンサイトのグループ英会話レッスンが週に1回(1回50分)。これで1日あたり3時間学習すれば、目標に届くよ!といったペースです。

また、2週間というほどよい間隔で「プログレスチェック」という名のもとに、コンサルタントから宿題が出されて、リスニングおよびスピーキング教材の学習進捗の確認を行います。(1回あたり45〜60分くらい) リスニングであれば、前回に指定されたページ範囲をシャドーイング、スピーキングであれば、コンサルタントが読み上げた日本語訳を聴いて、暗記した英文で答えます。私は優秀だったので一度もNGが出なかったのですが、仕上がってないと次回のプログレスチェックでも同じ個所をやらされるようです。

また、Versantという、スマホアプリから受験できるリスニングとスピーキングのみのテストを月に1度実施し、こちらでも学習の成果を確認します。

学習結果

結果としては、13ヶ月かかりましたが、なんとか1,000時間の学習時間は達成し、英語学習の習慣付けを行うという意味では非常に良かったです。また、英語を聞いて話す能力は前よりも上がっていると実感しています。

なお、Versantのスコア(最大80点、55点くらい取れれば「英語ができる」と人前でも言っても良いくらい?)としては、受講前に34点、1ヶ月後に44点を取り、その後はそのあたりをウロウロしているだけで、面倒くさくなって半年くらいで受験するのを止めてしまいました。数字としてこれだけ良くなった!というのが、1,000時間も勉強しているのに、何も言えなくてちょっとダサいですが、それなりの達成感はございます。

13ヶ月で1,000時間と達成、と言ってはいますが、月次90時間の学習を達成できていたのは最初の半年だけでした。本当に高いモチベーションと家族の協力をキープできるのは半年が限界でした。子持ちが3時間の学習時間を毎日取るには犠牲を払わなければいけない部分がどうしても出てくるというのが個人としての所感です。

コーチング型の英会話はモチベーションの維持という意味では非常に良いのですが、なかなか割高で、年間約160万円が掛かります。サボってただただ息をして放屁している間に1日4,300円が無駄金になります。札束に火を付ける学習方法なので、万人にはおすすめしにくいです。

次回は、使用した教材について紹介したいと思います。